408 own works.

huarache sandal workshop

ワラーチを作る時に使うと便利な道具たち

あってもなくても良いけど、個人的に使っていて便利だなと思う道具を紹介したいと思います。

 

①ソールに足型を転写する時に使うペン

ソールに足型を転写する時に黒マジックを使うと見づらいので自分は、

これを使っています。白でも問題はなさそうですが自分は銀色を使っています。転写した時にとても見やすいのでオススメです。

 

 

 ②15ミリのテープを使う時用の穴あけ

 この記事で作っているワラーチは15ミリのテープを使っているのですが、その時の穴あけはこれがあると綺麗に簡単に出来ます。

408ownworks.hatenablog.com

協進エル/美錠抜き/15mm

協進エル/美錠抜き/15mm

 

 綺麗に開けたい人はオススメです。

 

 ③紐を通す時に使う道具

紐をソールの穴に通す時にあるとイライラしません。

 

④ソールを加工する時に使う道具

 アートナイフがあるとソールのザグリ作業がやりやすくなります。

OLFA アートナイフ 10B

OLFA アートナイフ 10B

 

 

この他にもこれ使えばこういう事が出来るよ等ありましたら是非教えてください! 

ワラーチの作り方【紐の結び方編パート2】

先日紹介したワラーチですが縫わなくてはいけない為、面倒で少し敷居が高かったかもしれません。今回プラパーツを1つ追加して縫わなくても良い方法を教えて貰ったのでコチラでもシェアしたいと思います!ついでにラダーロックを使ったシリーズ第2弾として前回とは違う紐の結び方をやってみたいと思います。

今回新しく使うパーツはアジャスターです。

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テープをこの様に通して、

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輪っかを作ってまたアジャスターに通します。

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またまた通します。

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すると紐を通す輪っかが出来ます。ひっぱってもロックされているので動きません。

さて、今回は紐の通し方をちょっと変えて親指の所の穴を2つにしてみました。これは通常の親指の穴の位置に1箇所、その前の位置に1箇所あけてみました。2つの穴の位置が近すぎるとソールが千切れやすくなるので注意です。

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今回はこの様に通してみましょう。

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裏はこんな感じです。出っ張りがほぼなくなります。

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結び目は強引に青いテープの輪っかの中に押し込みました(笑)

外側の穴に上から青いテープを通します。

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前から後ろへテープを引っ掛けます。

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ここでラダーロックをこの様に通します。

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反対側の穴にテープを下から通します。

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この様にテープを引っ掛けます。

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前に持ってきてアジャスターを使ったテープの紐の下に通します。

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ラダーロックに通します。

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こんな感じ。

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丁度良い締め具合に調整します。

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ラダーロックを矢印の方へ引くことによっても締まり方を調整出来ます。

 完成!

すぐ履けるワラーチの結び方2

前回のすぐ履けるワラーチの結び方 と似た感じですが、今回はゴム紐を使わないやり方をふと思いついたので皆さんにシェアしたいと思います~。
 
 
材料
 
  •  ストレッチチューブ
La・VIE(ラ・ヴィ) チューブDEストレッチ ハード 3B-3041

La・VIE(ラ・ヴィ) チューブDEストレッチ ハード 3B-3041

 

 100均で売ってるので充分だと思います。踵の部分になるので適当な長さに切ります。

 

  • コードロッカー

 

  • 靴紐

 今回は靴紐を使いましたが、お好きな紐を使ってください。

 

 

 

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①今回は鼻緒の所は2箇所穴をあけます。いつもの位置に1箇所、その上にもう一つ穴をあけます。間隔は強度が保たれるくらいは欲しいです。(1センチは欲しい所)そこに紐を通します。

 
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②踝の所にも2箇所穴が開いていますが、今回は一つしか使いません。その穴に上から下に通します。
 
 
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③上の図の様に紐を引っ掛けます。
 
 
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④片方にストレッチチューブを切ったものを通します。ストレッチチューブは百均でゲットして下さい。1つでおおよそ10足分取れます。
 
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⑤もう片方の紐もストレッチチューブに通します。通し辛い場合はピンセット等を使って押し込みます。
 
 
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⑥上の図の様にワッカを作った所に紐を通します。
 
 
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⑦後は結ぶなり、コードロッカー(上の図の様なプラスチックパーツ)を使うなりして固定して完成です。結ぶの面倒な人はコードロッカーを使うと調整も簡単に出来ます!

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紐を変えても良い感じ!
 

ワラーチの裏の紐の処理について

大体のワラーチが鼻緒の裏に結び目が出来ていると思うんですが、その部分はどうしても擦れるのでそこから切れてしまう事が結構あると思います。
 
オーソドックスな方法として木村東吉さんがやっているシューグーでの補強が有名だと思います。間違いなく強度が上がって切れにくくなります。しかし1度つけてしまうと紐を変えたいと思った時に中々大変。
 
シューグー 100 ブラック

シューグー 100 ブラック

 

 

セメダイン 靴底用補修材 シューズドクターN ブラック 50ml ブリスター HC-003

セメダイン 靴底用補修材 シューズドクターN ブラック 50ml ブリスター HC-003

 

 

最近ワークショップ等に参加する様になって色々な人のワラーチを見ると様々な方法で工夫していてとても面白いです。
 
そのなかで簡単で効果のありそうな方法があったので紹介します。
 


なんもしてないワラーチの裏面です。
汚くてスイマセン。。。
 

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そこに使用するのはダクトテープです。アウトドアでは色々使えて便利なテープみたいです。

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S9001 ダクトテープ シルバー 50mm×25m

S9001 ダクトテープ シルバー 50mm×25m

 

 

もしくは布テープでも大丈夫でしょう。

 
ただこれを裏に貼るだけ(笑) 
 
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とても簡単な方法ですが効果的だと思います。しかも簡単に剥がして紐も交換出来る。ただ、ものによっては粘着面がソールについちゃう可能性もあるのでそこらへんは自己責任でお願いします!
 
 

グラディエーターサンダル風ワラーチ?

ひとつリクエストを頂いたのでそれに答えたいと思います。
 
 

今回はグラディエーターサンダルと呼ばれるものに近い結び方をしたワラーチを作ってみたいと思います。

 

グラディエーターサンダルとはなんぞや?と言う方は調べて見て下さい(笑)
 
 
 
 
 
材料
 
  • お好きなソール
山田 ビブラムシート 8338 黒 2枚入

山田 ビブラムシート 8338 黒 2枚入

 

 

  •  2ミリのパラコード
BIGMAN(ビッグマン) パラシュートコード 2mm×3m 16 ブラック
 

 今回はパラコードにしましたが、2ミリの丸紐なら大丈夫だと思います。

 
  •  コードロッカー

 

  • ショックコード 
金天馬 アウトドア用ゴム 3mm kw12127 黒 3m

金天馬 アウトドア用ゴム 3mm kw12127 黒 3m

 

 

 

 

 

 

 作り方

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①アウトドア店等で量り売りされている紐を使ってワッカを作る。鼻緒に付ける紐だけ長めにします。踝の2箇所は同じ長さで。(自分の好みの長さに調節して下さい)

今回は結んでライターで炙って平らな所へ押し付けて平らにしてあります。

 

今回はたまたま昔嫁さんに作ったビブラムソールを使ったサンダルが放置されていたのでそれを改造する事にしました。
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②ソールの裏から紐を通します。
装飾等を付けたいときはこの状態の時に付けると良いでしょう。
 
 
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③ソールに通した紐を上の図の用に折ってワッカを二つ作ります。
 
 
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④その間に上の図の様に紐を通します。
今回は脱着を簡単にしたいとの事だったので通す紐をバンジーコードにしてあります。
 
 
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⑤同じ様に3箇所紐を通して完成。
今回はコードロッカーを使って調節出来る様にしてみました。ショックコードの部分を普通の紐にして且つ長めにして脹脛の方にまで巻けばロンググラディエーターサンダル風ワラーチになります(笑)